昨年、日本などで共催されたバスケットボールのワールドカップ。

ドイツを初優勝に導いて大会MVPに選出されたのが、デニス・シュルーダーだ(大会初戦では日本に勝利)。

ドイツ生まれの彼はブルックリン・ネッツに所属する現役のNBAスターなのだが、ドイツ6部のサッカーチームでプレーしたことが話題になっている。

『Bild』では、「世界王者が突如、地域リーグでプレー。NBAスターのシュルーダーがアマチュアサッカーに転向」としてこの話題を伝えている。

ネッツと同じ背番号17をつけたシュルーダーは「左ウィングとして相手を困らすつもりだった」と語っており、先発から62分間プレー。怪我のリスクがあるデュエルは避けたものの、何度か相手を回避するシーンがあったとか。

彼が6部リーグでプレーした理由は、妻エレンさんの弟である義弟の存在があったそう。

(オフになる)夏は故郷のブラウンシュヴァイクで家族とともに過ごしていて、義弟が所属する地元の6部チームの試合にゲストとして頻繁に姿を見せていたとか。シュルーダーは「ずっと義弟とプレーしたかった」と語っており、義弟の夢をかなえてあげたようだ。

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なお、出場したのは親善試合ではなく公式戦。プレーするための選手パスが必要だったことから、クラブは秘密裏に長期間の準備をしていたそう。

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