鎌田大地はラツィオとの契約延長オプションを行使せずに、クリスタル・パレスへ移籍すると伝えられている。
そうしたなか、ラツィオのアンジェロ・ファビアーニ氏は、鎌田の代理人に対して“無礼”だと激怒しているという。同氏は、『Lazio Style Channel』でこう述べたそう。
「クラブに奉仕するのは選手であって、その逆ではない。昨年、我々が鎌田に注目したのは、トレーニングキャンプに姿を見せず、退団を望んだルイス・アルベルトのような特徴を持つ選手を探していたからだ。
マウリツィオ・サッリ(当時監督)はOKを出し、側近たちは5月30日に再協議する1年契約という条件を出した。
昨日、更新の期限が切れたので、もう一度同じ条件を提案してほしいと言われた。我々は協定を結んでいたが、予想外の事態に直面した。大いなる無礼だ。
私は誰からも恐喝されることを許さないし、この“恐喝”について話し合うことに興味はないと冷静に言った。
どうぞ安心して帰ってくれ。ジェントルマン、担当者、選手たちは、ラツィオに来る者が誰であれ、そのプロジェクトと結婚し、ラツィオを愛していなければならないことを理解しなければならない」
鎌田の延長オプション行使期限は5月30日とされていた。
なお、パレスを指揮するオリヴァー・グラスナ―監督は、鎌田にとってフランクフルト時代の元上司に当たる人物だ。