久保建英が所属するレアル・ソシエダは、近年のラ・リーガで上位に定着している。
ホームスタジアムであるレアレ・アレーナ(エスタディオ・アノエタ)の収容人数は39,000人ほどだ。
『Mundo Deportivo』によれば、シーズンチケットが入手できるソシオ(会員)になりたい人が増え続けており、実に4,882人が待機している状態だそう。
現在のソシオ数は37,854人に達しており、待機者数は昨年よりも2,000人も増えたという。
待機者数も合わせると約4.3万人がソシエダのシーズンチケットを欲しており、これは人口71.3万人のギプスコア県としては驚異的な記録だとか。
2年前、ソシエダはスタジアムにソシオたちを入れる余裕がなくなってきたことで上限を設けなければいけなくなった。この夏にスタジアムでは3,000席を増設する改装工事を行うそうで、待機中のファンたちにとっては朗報だとか。この人気ぶりは5年前にスタジアムが完成した際には考えられなかったことだそう。
今季のホームゲームでのスタジアム平均集客率は昨年と同じ78%ながら、平均観客数は32,193人から32,726人に増加。今季の平均観客数32,726人のうち86%がソシオ(昨年より1%上昇)。UEFAチャンピオンズリーグのPSG戦では、史上最高となる39,326人を記録した。これは理論上の収容人数(39,013人)を超えるものだったそう。また、これまでで最もチケットが売れたホームゲーム4試合のうち3試合が今季開催されたものだとか。
観客数の増加は、シーズンチケットを他のファンやクラブ(ソシエダ)に売却・譲渡する数が増えたことも寄与しているという。
今季の譲渡件数は昨年よりも7,600件多い34,600件(のべ数?)。そのうち、19,000件はクラブに譲渡されたもので、25.9万ユーロ(4380万円)がソシオに還元されたとのこと(クラブはソシオから譲渡された試合のチケットを再販できる)。