シュトゥットガルトでプレーしている日本代表DF伊藤洋輝に対し、イングランド・プレミアリーグのトッテナム・ホットスパーが関心を寄せているという。
『thedailybriefing』のクリスティアン・フォーク記者によれば、トッテナムは伊藤洋輝の契約解除料である3000万ユーロ(およそ50.7億円)を支払うことを検討中であるとのこと。
そのために現在伊藤洋輝のエージェントと接触して交渉を進めており、この夏に獲得を行うかどうかを考えているそうだ。
伊藤洋輝は今季シュトゥットガルトで25試合に出場し、センターバックと左サイドバックの両方でプレー。チームのチャンピオンズリーグ出場権獲得に大きく貢献した。
またシーズンを通してドリブルで抜かれたのはわずか15回で、ファウルも17回しか冒していない。その中で29回のインターセプト、37回のブロック、78回のクリアを成功させている。
トッテナムは今夏守備陣の強化が急務となっており、怪我人の続出に苦しんでいる状況もある。
ミッキー・ファン・デ・フェンとクリスティアン・ロメロのCBコンビで今シーズンをスタートしたものの、どちらかを負傷で欠くことも多く、その場合はディフェンスに脆さを見せた。
また左サイドバックでもデスティニー・ウドジー以外の選手が不調で、バックアップであったライアン・セセニョンはシーズンを通してハムストリングの度重なる怪我により1試合しかプレーできず、今夏契約満了で退団することが決まっている。
監督を務めているアンジュ・ポステコグルー氏は来季に向けて守備陣の層を厚くすることを狙っており、伊藤洋輝はその有力候補の一人になっているようだ。