マレーシアで相次いだサッカー選手への不穏な襲撃事件。
今月5日にはマレーシア代表ファイサル・ハリムが濃硫酸を浴びせられ、重度の火傷を負った。複数回の皮膚移植手術を受けた彼は先月25日に退院した。
地元紙『theSun』によれば、マレーシアのマレーシア青年・スポーツ省(KBS)は、ファイサルの国への貢献に感謝し、国立スポーツ研究所(NSI)で最高の治療を無償で受けられるようにしたという。
KBSの大臣はこう述べたそう。
「(NSIを通じて)KBSはファイサルにサポートを提供したい。政府だけでなく、すべてのマレーシア国民が彼の早期回復を祈っていることを伝えたい。
だからこそ、警察が容疑者に対して厳正な処分を下し、襲撃の動機を究明してもらいたい。そうでなければ、他の人たちにも同じようなことが起こるかもしれない。警察の捜査は極めて重要だ」
今後、数か月かかると予想されるリハビリ期間中に必要なサポートと治療を無償で提供するとのこと。
ファイサルは火傷の影響で動きが言葉にも影響が出ていたという。