ドイツ代表は14日に行われたEURO2024の開幕戦となるスコットランド戦に5-1で勝利した。
今大会後に現役を引退する34歳のMFトニ・クロースは80分プレー。
Optaによれば、クロースのパス成功率は99%を記録していたという(102本中101本成功)。これは1980年以降のEUROで1試合100本以上のパスアテンプトがあった選手として史上最高となるレーティングだそう。
そのクロースは試合後にこう述べていた。
「設定していた目標は果たせたと思う。もちろん、良いスタートを切りたいと思っていたし、それができた。スコットランドに試合を支配させることは一度もなく、しっかりと勝った。いいスタートが切れたことは、ホームでのEURO初戦でチームに自信を与えるものだ。もちろん、相手も最高の調子ではなかったし、あのレッドカード後に決まった。
我々は自信を持ってプレーしたが、もちろん早い段階での得点は助けになった。1試合だけでは、すでに流れに乗っているかどうかは分からないけれど、次の試合に持ち込めればね。間違いなくより難しい試合になるだろう。少なくともスコットランドより上のクラスのチームと対戦することになる。そこでそれを証明できれば、流れについて語ることができるだろう」
一方、試合を解説した元スコットランド代表グレアム・スーネスは、「一番恐れていたのは、ドイツが早い時間に先制することだった。ドイツは手厳しい。前半終了間際の退場で問題がさらに悪化した。今日は惨めだった。ドイツがどれほど素晴らしいかはまだ言えない。我々はひどかったからね。ひどくがっかりした」と話していた。
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