かつてブラジル代表で10番を背負ったロナウジーニョ。44歳になった彼が現在のセレソンを批判した発言が物議を醸している。

「近年で最低のチームのひとつだろう。立派なリーダーがおらず、ほとんどが平凡な選手ばかりである。

選手になろうと思うよりもずっと前の子供の頃からサッカーを見てきたが、これほどひどい状況は見たことがない。このユニフォームへの愛や決断力が欠けている、そして最も重要なことであるサッカーが欠如しているのだ。

繰り返しになるが、パフォーマンスはこれまで見たなかで最悪だった。恥だ。だから放棄を宣言する。コパ・アメリカの試合は観ないし、勝利を祝うつもりもない」

現役ブラジル代表ラフィーニャもこの発言にショックを受けていたが、『Globo』によれば、ロナウジーニョの言葉は広告キャンペーンの一環だったという。

そうしたなか、ロナウジーニョ本人はSNSを更新し、このようなメッセージを綴った。

「自分は決してブラジルサッカーを見捨てたりはしない。そして、あなたたちが見たような発言も決して言っていない。

実際、あの発言はネットで見た本物のブラジルファンによるものなんだ。プレーする前にあのようなメッセージを聞くことを想像して欲しい。ありえないことだ、モチベーションが下がる。

ファンの応援は選手にとって大きな違いをもたらす。僕は自分が言っていることを分かっている。みんな、選手たちがいま必要なのは応援なんだ。僕らが自信を示すほど、彼らはピッチで自信を持てるようになる。

だから僕はこのキャンペーンに参加したんだ。コパ・アメリカで応援と自身のメッセージを送るように皆にお願いするよ」

コパ・アメリカに向けた広告の一環だったことを認めたようだ。

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ブラジルメディアも「ロナウジーニョのセレソンに対する“暴言”はマーケティング活動だった」と伝えている。

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