ヨーロッパ議会選挙で極右政党「国民連合(RN)」が躍進したことを受け、大敗となったフランスのエマニュエル・マクロン大統領は、下院の解散総選挙を行うと発表した。
『L'Équipe』によれば、この問題はフランス代表チームにも波及しているようだ。長年反自主差別を訴えてきたフランス代表FWマルクス・テュラムは、こう述べたそう。
「状況は非常に非常に深刻だ。カナダ戦後にこのことを知った。みんな、ロッカールームで少しショックを受けた。
今日の我が社会の悲しい現実だ。この党(RN)の通過を助けるようにテレビで毎日メッセージが伝えられている。
ウスマヌ(・デンベレ)が言ったように、僕らは投票に行こうと呼びかけなければいけない。国民として、あなたであれ僕であれ、こういうことが二度と起きないように、そして、RNを勝利させないように日々戦わなければいけない」
「フランス代表では、全員が僕と同じ意見を持っていると思うし、少なくともそうであってほしいと願っている。投票に行くべきだと言う人がいるのは理解しているが、それだけでは十分ではないと思う。どうしてこのような事態になったのか、事態の深刻さについても話し合う必要がある。
フランスチームでは、全員が僕の考えに共感している。僕らは自由な国に住んでおり、誰もが正しいと思うことをしなければならない。僕はここに立って、あることを言っている。他の人は言えないかもしれないが、僕は言っている。繰り返しになるけれど誰もが僕と同じように考えていることに全く疑いを持っていない」
極右政党を勝たせないように戦わなければいけないと訴えていたという。
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