ウクライナ代表は21日に行われたスロバキアとのEURO第2節に2-1で勝利した。
第1節でベルギーを撃破したスロバキアに先制を許すも逆転勝ち。
値千金の決勝ゴールを決めたのは、途中出場のFWロマン・ヤレムチュク。彼は感極まり、涙していた。
ヤレムチュクは試合後にこう話していた。
「勝利のカギはチームスピリットだった。今日、我々はウクライナ大統領(ウォロディミル・ゼレンスキー)と話した。彼は信じられないほどのモチベーションを与えてくれた。
我が国がいかに困難な状況にあるのかはご存知だろう。だから、我々は国民に喜びを与えなければいけない。
自分にとって辛いシーズンだった。怪我や移籍などね。でも、それでも自分はここにいる。今日ゴールしたことに驚きはない。毎日、ハードワークしているからね。
神は全てを見ており、得点するチャンスを与えてくれた。ここにいること、国のためにプレーすることは誇りだ。今日は特別な日になった」
ウクライナはロシアからの侵攻が続いているが、ゼレンスキー大統領から激励を受けていたようだ。
そのウクライナはグループステージ第3節でベルギーと対戦する。