アメリカサッカー連盟は26日、パリ五輪に向けたアメリカ女子代表メンバー18名とバックアップメンバー4名を発表した。
五輪の女子サッカーでは最多の4度の金メダルを誇るアメリカ。今年就任した47歳のイギリス人指揮官、エマ・ヘイズ監督が招集したメンバーは以下の通りとなった。
GK:
ケイシー・マーフィー(ノースカロライナ・カレッジ)
アリッサ・ネイハー(シカゴ・レッド・スターズ)
DF:
ティアナ・デイヴィッドソン(NJ/NY ゴッサムFC)
エミリー・フォックス(アーセナル/ENG)
ナオミ・ガーマ(サンディエゴ・ウェーブFC)
ケイシー・クルーガー(ワシントン・スピリット)
ジェナ・ナイスウォンガー(NJ/NY ゴッサムFC)
エミリー・ソネット(NJ/NY ゴッサムFC)
MF:
コービン・アルバート(パリ・サンジェルマン/FRA)
サム・コフィー(ポートランド・ソーンズFC)
リンジー・ホラン(オリンピック・リヨン/FRA)
ロース・ラヴェル(NJ/NY ゴッサムFC)
カタリナ・マカリオ(チェルシー/ENG)
FW:
クリスタル・ダン(NJ/NY ゴッサムFC)
トリニティ・ロドマン(ワシントン・スピリット)
ジェディン・ショウ(サンディエゴ・ウェーブFC)
ソフィア・スミス(ポートランド・ソーンズFC)
マロリー・スワンソン(シカゴ・レッド・スターズ)
バックアップメンバー:
GK ジェーン・キャンベル(ヒューストン・ダッシュ)
MF ハル・ハーシュフェルト(ワシントン・スピリット)
MF クロワ・ベスーン(ワシントン・スピリット)
FW リン・ウィリアムズ(NJ/NY ゴッサムFC)
18名という少ない登録枠の関係もあり、アメリカ女子代表の象徴的存在の一人であった34歳のFWアレックス・モーガンがメンバー外に。
ワールドカップは2011年から4大会連続出場。五輪も2012年から3大会連続で出場し、今月の親善試合にも招集されていただけにややサプライズ的な落選となった。モーガンはこれまでA代表で224試合に出場、123ゴールを記録している。
メンバーは昨季のNWSL王者であるNJ/NY ゴッサムFCから最多の5名が選出。NBAレジェンド、デニス・ロドマンの娘として知られるトリニティ・ロドマンもメンバー入りしている。
アメリカは、7月13日にメキシコ、16日にコスタリカと国内で親善試合を行ったあとに渡仏。25日にスタートするパリ五輪では、ザンビア、ドイツ、オーストラリアとグループステージで対戦する。