J1の横浜F・マリノスは9日、UAE1部アル・ナスルからトーゴ代表MFコジョ・アジアンベ(20)を完全移籍で獲得したと発表した。本名がコジョ・ジャン・クルード・アジアンベのため、Jでの登録名は「ジャン・クルード」となる。
#ジャンクルード 選手からファン・サポーターへメッセージ✨
背番号は45番🔥
呼び名は「ジャン」でお願いします!#fmarinos pic.twitter.com/YDmLYFBjJ1
— 横浜F・マリノス【公式𝕏】 (@prompt_fmarinos) July 9, 2024
ハリー・キューウェル監督体制で今シーズンを迎えた横浜FMだが、6日のリーグ戦でガンバ大阪に敗れて16年ぶりの4連敗を喫し13位に沈んでいる。補強によって苦境を脱出することができるだろうか。
クルードはトーゴ生まれながらドバイに本拠地を置くアル・ナスルで育成され、2021年に18歳でプロデューを飾った。
昨季はアビスパ福岡FWシャハブ・ザヘディの保有権を持つウクライナのFCゾリャ・ルハーンシクに期限付き移籍。リーグ、国内カップ、ヨーロッパ・カンファレンスリーグ合わせて公式戦15試合に出場した。
昨年6月には19歳でトーゴ代表デビューを飾り、ワールドカップ・アフリカ予選で主力としてプレーするなどこれまで9キャップを記録している。
187cmと大型の守備的MF。横浜FMでは背番号45を着用することが決まった。
ジャン・クルードは公式サイトで以下のように意気込みを語っている。
「横浜F・マリノスに加入することができて、とてもうれしく光栄です。このクラブに貢献するために、しっかりと準備をしたいと思います。熱いマリノスファミリーの皆さん、ともに闘っていきましょう!」
知ってたらスゴイ!「Jリーグで1名しかプレーしていないレア国籍選手」
トーゴといえばかつてアーセナルでプレーしたエマニュエル・アデバヨールが有名だが、Jリーグで同国の選手がプレーするのはこれが初めてのことになる。