コパ・アメリカ2連覇を成し遂げたアルゼンチン代表だが、人種差別騒動に揺れている。

14日に行われたコロンビアとの決勝戦に1-0で勝利した後、エンソ・フェルナンデスがフランスの人種を揶揄する歌を歌ったことが大きな問題になったのだ。

リオネル・メッシに謝罪を求める声も一部ではあるが、彼は公の場で誰のことも馬鹿にするなと同僚たちに釘を刺していたようだ。

アルゼンチン代表ロドリゴ・デパウルが、『Olga』で、「コロンビアとの決勝が終わるとレオはこう言った。『誰のことも馬鹿にするな。ただお祝いして、自分たちのことを楽しもう』と。彼は状況を理解しているからね。彼は美しいものを曇らせるような悪いことが起きないようにする」と話していたそう。

メッシは2021年のコパでアルゼンチンがブラジルを1-0で破って優勝した際、デパウルたちがブラジルを馬鹿にするような歌を口ずさもうとした瞬間にそれを制止した。

デパウルはそれを振り返りつつ、「レオはピッチ上でブラジルへの歌を歌わせてくれなかった。どうなるか分かっているからね。その後、ホテルに戻ればプライベートなので、彼はテーブルの上に立つ(歌を歌う)」とも話していたそう。

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メッシは公の場では相手を嘲笑するようなことはやめろと忠告していたようだ。エンソはInstagramのライブ配信でやらかしてしまったのだが…。

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