近年、サッカー界では選手だけでなく、コーチ陣やスタッフにもカードが提示されるようになった。

そうしたなか、メディカルスタッフにレッドカードが突きつけられる驚きの出来事がノルウェーであった。

それが起きたのは、20日に行われた1部リーグのサルプスボルグ08対ブラン戦。

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0-0で迎えた後半35分過ぎ、選手の治療を行うためにピッチに入ったサルプスボルグの理学療法士に主審はイエローカードを提示。それに理学療法士が抗議すると、主審はすぐさまレッドカードを突きつけた。結局、理学療法士は選手のもとに駆けつける前に退場させられてしまった。

『NRK』によれば、退場させられた理学療法士は「審判にはピッチに出て治療を行うかどうかを決めるのは、審判ではなく我々であるべきだと言った。その判断を下す資格があるのは我々だと」と話していたそう。

一方、主審は1枚目のイエローは遅延行為に対するものだったとしつつ、「(その後の)言葉とジェスチャーの使い方が許せないものだった」と説明していたという。

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この後、サルプスボルグの監督も判定に対する抗議によって退席処分を言い渡されたそう(試合は1-1の引き分け)。

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