Qolyアンバサダーのコラムニスト、ロイすんによるレポートをお届けします。
6,200万ユーロ(約106億円)の移籍金で、マンチェスター・ユナイテッド入りが決まったレニー・ヨロ。
リールの下部組織育ちの逸材は、18歳ながら公式戦44試合に出場。
数年後には、プレミア有数のセンターバックへと飛躍するかもしれない、特大のポテンシャルを秘めた大器だ。
今回は、そんなフランス有数の育成の名門から、活躍の場をプレミアリーグに移して成功を収めた、リール下部組織出身のプレイヤー3人を紹介していく。
ヨアン・キャバイェ
生年月日:1986年1月14日
リール所属:1998~2011年 (ユース時代も含む)
移籍先:ニューカッスル
下部組織の優等生だったヨアン・キャバイェは、57年ぶりのリーグ優勝を置き土産に、2011年にニューカッスルへ移籍。
1年目から不動の司令塔に君臨すると、卓越したボールコントロールとゲームメイクを武器に、チームの5位躍進に大きく貢献。
その後、パリ・サンジェルマン移籍は失敗に終わったものの、2015年には再び舞台をイングランドに移し、クリスタル・パレスの選手として3シーズンプレーした。
エデン・アザール
生年月日:1991年1月7日
リール所属:2005~2012年(ユース時代も含む)
移籍先:チェルシー
リールが輩出した最高傑作と呼べるのがエデン・アザールだ。
2011、12年と2シーズン連続でリーグ・アン年間最優秀選手賞に選ばれるなど、ヨロとは違いしっかりと地盤を固めたベルギー代表は、当時の欧州王者チェルシーへステップアップ。
1年目からPFA年間ベストイレブンに選出されるなど、チェルシーの中軸に定着し、プレミアリーグやヨーロッパリーグのタイトル獲得に貢献した。
ディボック・オリギ
生年月日:1995年4月18日
リール所属:2010~2015年 (ユース時代も含む)
移籍先:リバプール
リバプールサポーターから愛された奇跡の男、ディボック・オリギも、リール下部組織が生んだスターの1人だ。
ブラジルW杯で好パフォーマンスを披露したオリギは、2015年にリバプールに加入。
絶対的な主力ではなかったが、歴史的大逆転を決めた18/19CL準決勝のバルセロナ戦をはじめ、重要な局面でゴールを連発。
"ミラクル・オリギ"と称され、カルトヒーロー的な人気を誇った。
ライター:ロイすん
フランスW杯以降を海外サッカーの魅力にハマり、観戦歴は20年以上に。
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