日本代表FW上田綺世が所属するフェイエノールト。

メキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネスの去就が注目されるなか、MLSフィラデルフィアとの契約が満了になったアルゼンチン人FWフリアン・カランサをフリー移籍で獲得した。

移籍濃厚とされたヒメネスにまだ動きがないため、現時点ではストライカーが3人いる状態だ。

『ESPN』によれば、ブライアン・プリスケ新監督は、「それが難しいとは思わない。サッカーの一部だ。ピッチ上にいるのは11人。シーズン中は多くの試合をプレーする。CLもカップ戦もある。代表チームでプレーする選手もいる。試合数が多く、全員が必要になる。例えば、日曜がサンティ(ヒメネス)だったら、3日後のマンチェスター・シティ戦では別のストライカーをプレーさせなければいけないかもしれない。全員が必要になる。最終的には私がボスだ。選択をしなければいけない。試合開始からベストを尽くせる11人をそろえなければいけない」と話していたそう。

「不仲説」をモノともしなかった最強2トップ

また、2022年からフェイエノールトのテクニカルディレクターを務めるデニス・テクルーセは「我々は初めて先を見越したポジションにいる。ヒメネスが去るまで待ったり、あるいは上田への関心がより具体的な形になるまで待つことが多いだろうが、今の我々はそうしなかった。なぜなら、カランサはフリーエージェントだったからだ。もし我々がいま行動しなかったら、他のクラブがそうしていただろう。だからフェイエノールトは先行投資できる状況にある。我々は準備ができている」と述べていたという。

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