U-23日本代表は24日に行われたパラグアイとのパリオリンピック初戦に5-0で勝利した。前半に先制すると退場者を出した相手から大量得点を奪っている。
28日の第2戦で戦うのはマリ。3月に行われた強化試合で、日本はマリに1-3で敗れている。
そうしたなか、元日本代表監督であるフィリップ・トルシエ氏がマリとの再戦に向けて日本へのアドバイスを行っていた。
69歳になったトルシエ氏は、『テレビ東京』のインタビューで「マリ戦ではフィジカルの接触を避けること、デュエルを避けることが大事だ。日本がマリ相手にフィジカル勝負をしようと思ったら、マリのほうがフィジカルが強いので負ける。デュエルを避けるにはボールを使ったチームプレーの質で十分だろう。日本は自分たちの哲学を変えてはいけない」などと述べていた。
かつて“白い魔術師”とも呼ばれた同氏は、コートジボワール、ナイジェリア、ブルキナファソ、南アフリカなどの代表チームを指揮した経験を持つアフリカ通。
なお、マリはイスラエルとの初戦に1-1で引き分けている。