近年、サッカー界で問題になってきた過密スケジュール。プレーする試合が多すぎるため、選手が十分な休息をとれていないと指摘されてきた。
『FIFPro(国際プロサッカー選手会)』によれば、マンチェスター・シティのノルウェー代表FWアーリング・ハーランドはこう話していたそう。
「僕ら全員がEUROでどれほど疲れたかを目の当たりにした。あのレベルだし、サッカーにどれほど疲れたかが表情にも表れていた。そういう言い方もできる。
今シーズンもそうなるだろう。序盤はそうでもないかもしれないけれど、休みをあまりとれない選手もいるだろうからね。でも、それがいまの僕らのやり方なんだ。
全ての試合でシャープになることはできない。トライはするけれど、1年で70試合もプレーするなら、シャープでいるのは難しい」
シティのイングランド代表フィル・フォーデンは2023-24シーズンに全72試合、アルゼンチン代表フリアン・アルバレスは71試合に出場した(代表戦含む)。なお、ハーランドはノルウェーが予選で敗退したため、EUROには出場してない。
シティは今月15日からトレーニングを開始。来年7月13日にクラブワールドカップ決勝が組まれており、翌2025-26シーズンはその1か月後には始まるため、来夏もほぼ休みがない可能性がある。