パリ五輪準々決勝でU-23日本代表と対戦することになったスペイン。
グループステージ2連勝で迎えた30日にエジプトとの最終戦を戦ったが、1-2で敗れた。出場停止の17歳DFパウ・クバルシを含めて選手を入れ替えた結果、まさかの敗戦を喫している。結局、スペインは2勝1敗の勝点6で2位、2勝1分のエジプトが首位突破となった。
スペイン紙『Relevo』は、「スペインはエジプトに2点を献上。引き分けで十分だったにもかかわらず、多くのチャンスを逃した。準々決勝の相手は日本だ。エジプト戦で疑惑が確信に変わった。スペインは相手にやらせすぎた。言い換えれば、自分たちのせいで負けた。harakiriした、なぜなら引き分けでも首位通過に十分だったからだ。次の相手である日本はそのようなミスを許さない」と伝えている。
最終戦の戦いぶりを批判されたスペインのサンティ・デニア監督は「我々は改善しなければいけない。真っ先に批判されるべきは私だ。選手たちは次の試合で全力を尽くすはず。それを見ることだろう」とコメント。
スペインDFホン・パチェコは「相手のほうが上だった。自分が2失点目でやってしまったように自分たちで相手に与えてしまった。自己批判すべき時だ」、FWサム・オモロディオンも「グループ首位になりたかったので残念。かなり痛手だけど、準々決勝のことを考えなければいけない。僕らはフィジカルが少し足りず、相手はタフに闘い、それが命取りになった」と話していた。