なでしこジャパンとパリ五輪の準々決勝で対戦するアメリカ。

守護神を務めるのは、36歳のベテランGKアリッサ・ネアーだ。

『ESPN』によれば、彼女はPK戦に強いだけでなく、自らPKキッカーも務める異色の守護神だそう。

今年行われたカナダとの2試合では、いずれもPK戦で自らシュートを決めている。

五輪とW杯の最近5大会で最も多くのPKをセーブ(5回)している女子選手であるとともに、唯一PKを決めているGKでもあるそう。

同紙は「米女子代表GKネアーは定期的にPKをセーブしている。また、この1年で代表チームで最も信頼できるPKキッカーとして頭角を現し、自らPKからゴールを決めている。これは国際レベルでは珍しいコンビネーションだ。それが日本戦で再び役立つ可能性がある」と伝えている。

元アメリカ代表GKジル・ロイデンは“氷”と彼女の才能を表現。「彼女には感情をすべて消す能力がある。アメリカの守護神として、そのメンタリティーを身につけなければならなかった。というのも、彼女は世界最高のGK(ホープ・ソロ)の後任となったから。そのプレッシャーの中でどうプレーするのかを考えなければならなかった。感情を取り除くことは最も有益なことのひとつだったと思う」と語っているほか、アレックス・モーガンも「アリッサはとても落ち着いている。感情を一切表に出さない。緊張感も一切出さない」と証言している。

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ただ、アメリカ女子代表の元GKアシスタントコーチは、対戦相手について膨大なデータを分析しており、PKについてもそのリソースがあるとも話していたとのこと。

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