世界最高のサッカー選手として君臨してきたリオネル・メッシ。富と名声を得てきた彼の別荘が活動家のターゲットにされた。
環境活動家たちが、イビサ島にあるメッシの別荘を荒らす様子をSNSに投稿したのだ。
ペンキで落書きするなどの破壊行為を行った活動家グループは、このような声明を出した。
「イビサ島にあるメッシの違法な別荘にペイントをした。この別荘はあの選手が法外な1100 万ユーロ(17.3億円)で取得した違法建築物だ。
このようなことが起こっている一方で、バレアレス諸島だけで、熱波の直接的な結果として死者が出ている。最も裕福な1%が、最も貧しい3分の2と人達と同じ量の二酸化炭素を排出している。
これは命を脅かす経済社会システムを公的権力が支援しているからこそ可能なのだ。極右は危機の原因を移民のせいにして、移民に極端な暴力を振るっているが、よりよい世界のために闘う我々は、問題は社会的不平等にあると認識している。
問題の根本に取り組もう。気候危機に立ち向かうには、システムの根本的な変化が必要」
また、「地球を助けろ。金持ちを食い尽くせ。警察を廃止せよ」とのメッセージも掲げており、気候危機における富裕層の責任への批判として、このような行為に及んだようだ。
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『Le Parisien』などによれば、メッシは2022年にサウナ付きのスパや映画館を備えたこの別荘を1100万ユーロで購入したそう。ただ、一部を無許可で建築したとして、地元当局の居住可能証明書を取得できていないという。