浦和レッズは10日、日本代表MF伊藤敦樹が、海外クラブへの移籍を前提とした手続きと準備のためチームを離脱することになったと発表した。

今後については、正式に決定次第改めて発表されるという。

伊藤は1998年8月11日生まれの25歳。さいたま市となる前の埼玉県浦和市に生まれ、浦和レッズのアカデミーから流通経済大学を経て、2021年に浦和へ帰還。

1年間から36試合に出場すると、2年目には宇賀神友弥のつけていた背番号3を受け継ぎ、カタールワールドカップ後の2023年には日本代表デビューも飾っていた。

今季も主力としてチームをけん引し、酒井宏樹が移籍した7月以降はキャプテンも任せられていた伊藤だが、この夏の移籍を決断。その理由についてはリリースの中で以下のように綴っている。

「このクラブでサッカー人生を終えるという考えもあった中で、今回移籍を決断した一番の理由は、自分のこれからのキャリア、選手としてどうなりたいかを考えたときに、日本代表として日の丸を背負って2026年のワールドカップでプレーしたいという気持ちがとても大きく、そのためにはこのタイミングで挑戦するのが一番良いと考えたからです」

なお、伊藤のチーム離脱に伴い、浦和は西川周作が新たなチームキャプテンに決定したことも発表。副キャプテンは置かず、キャプテングループが西川キャプテンをサポートしていくという。

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J1で現在11位の浦和レッズ。次戦は11日(日)、今週川井健太監督との契約を解除し、木谷公亮テクニカルダイレクターが新監督に就任したサガン鳥栖とアウェイで対戦する。

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