パルマに移籍したGK鈴木彩艶が、17日に行われたフィオレンティーナとのセリエA開幕戦に先発出場した。
前半22分にパルマが先制するも、後半30分にフィオレンティーナが直接フリーキックを叩き込み、試合は1-1の引き分けとなった。
鈴木はロングキックで先制点の起点になっており、ファビオ・ペッキア監督は「強力な攻撃相手に素晴らしいパフォーマンスを見せた。彩艶もね。彼のおかげで違うプレーができる。得点も彼からだった」と讃えていた。
一方、『Parma Live』は、鈴木についてこう評価していた。
「鈴木は素晴らしい試合をした。いくつかの危険な状況を救い、足元のプレーで起点にもなった。
だが、自信過剰のあまり、ボールを持ってエリアから出てしまうと、ヴィオラのキャプテン(クリスティアーノ・ビラーギ)に完璧なフリーキックを決められ、痛いしっぺ返しを受けた。
チーム同様にほぼ完ぺきな試合をした。だが、セリエAでは、その“ほぼ”とディティールが違いを生む。ミスが致命的な代償になることをパルマは学ばなければいけない」
ほぼパーフェクトなプレーだったと評価しつつ、失点につながったミスを指摘していたようだ。
パルマは24日の第2節でミランと対戦する。