板倉滉が所属するボルシアMGは、23日に行われたレヴァークーゼンとのブンデスリーガ開幕戦に2-3で敗れた。
2点差を追いつく粘りを見せるも、後半アディショナルタイムに板倉がペナルティエリア内で相手を倒す(動画48秒から)。
VARの結果、PKと判定…。フロリアン・ヴィルツはこのPKを一旦阻止されるもこぼれ球を押し込み、これが決勝点となった。
ただ、『SPORT1』によれば、FIFA審判員だったドイツ人のクヌート・キルヒャー元審判は、このPK判定を批判しているそう。
「この試合を見ていた私は肘掛け椅子でくつろいでいた。そして、クールな守備的アクションだと思った。ボールは選手が来た方向とは逆に行った。スーパーな素晴らしいクリア。後で中断が入ったことはちょっとショックだった。映像を見て思った。それほど明確ではない、ミスは起きるものだ!」
PKとはいえないということだろうか。
なお、主審は「ボルシアの選手(板倉)が先にボールにプレーしたような印象を受けた。VARが確認後、ボルシアの選手ではなく、相手が先にボールをプレーしていた。そして、オンフィールドレビューを勧められた。映像ではボルシアの選手が先にボールをプレーしたのではなく、相手に当たっていた。そしてPKになった」と説明している。