サウジアラビアのアル・ヒラルは、マンチェスター・シティからポルトガル代表DFジョアン・カンセロを獲得した。
30歳の彼を獲得するのに支払われた移籍金は、2500万ユーロ(40.2億円)とされている。
FIFAはその選手が12~23歳まで所属したクラブにも移籍金を分配するとしている。
『A Bola』によれば、かつてカンセロが所属したベンフィカ、バレンシア、バレイレンセも分配金を受け取るとのこと。
その額はベンフィカが70~75万ユーロ(1.1~1.2億円)、バレンシアが40万ユーロ(6445万円)、そして、バレイレンセは10万ユーロ(1611万円)ほど。
カンセロは13歳でベンフィカに入団しており、バレイレンセはその前に所属していた地元のクラブだ。
先日、同じくベンフィカ出身のジョアン・フェリックスがアトレティコ・マドリーからチェルシーに5200万ユーロ(83.7億円)で移籍した。ベンフィカはこの取引でも110万ユーロ(1.7億円)の分配金を得ている。