英国営メディア『BBC』は29日、イギリスの女性審判員であるレベッカ・ウェルチ氏が引退すると報じた。
2010年に審判としてのキャリアをスタートした同氏は、2023年のプレミアリーグ、フラム対バーンリー戦でリーグ史上初めて審判を務めた女性として知られている。また、今年の女子チャンピオンズリーグ決勝においても審判を務めている。
引退に際してウェルチ氏は「審判の仕事は私にたくさんの素晴らしい思い出を含め、多くのものを与えてくれました。これからもより多くの若者が、誰にでも与えられている機会を活かす姿を見続けられることを望んでいます」とコメントした。
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今後はイギリス国内の審判を管轄する団体”Professional Game Match Officials Limited”で女性審判員の支援、育成を進めていくとしており、彼女の薫陶を受けた審判員たちがピッチに立つ日もそう遠くないかもしれない。