今季、パウロ・フォンセカ新監督が就任したミランだが、主力であるテオ・エルナンデスとラファエウ・レオンとの間に不穏なムードが漂っているようだ。

2人は8月31日のラツィオ戦でベンチスタートになると後半25分に途中投入された。その直後にあったクーリングブレイクの際、フォンセカ監督は選手たちに戦術指示を与えていたが、テオとレオンの2人はそこに加わらなかったのだ。

『La Gazzetta dello Sport』によれば、この件にミランのアドバイザーであるズラタン・イブラヒモヴィッチが介入する事態になったという。ズラタンは2人に電話をかけ、監督の決断は尊重されるべきと説いたそう。

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ただ、テオは「俺たちは出場から2分しか経っていなかったので(飲水タイムは)必要なかった。チームや監督への敵意はない。人々は事実ではないことを言う。レオンも俺も常にチームを助けたい、それが重要だ」として監督への反逆説を否定。

また、フォンセカ監督も「問題はない。試合後にテオは説明した。正直、集中していたので、彼らがいないことは見ていなかった。テオが説明したように彼らは2分しか経っていなかった。問題はない」と述べており、2人に罰金などの処分が科されることはないようだ。

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