日本フットボールリーグ(JFL)ラインメール青森は5日、柴田峡監督の言動及び暴力的行為についてクラブ内で調査を実施し処分したと発表した。

リリースによると、先月19日に青森県総合運動公園旧陸上競技場で柴田監督が選手、スタッフに対して暴言を発した。

クラブは処分の判断理由を

「当クラブは柴田監督のいくつかの発言が「不適切な発言と捉えられるやむを得ない」と判断した。調査の上でいくつかの証言には不明確な点もあり、対象者の状況は精神的苦痛やチーム内秩序の乱れを訴えるものも僅かではあるがいた。ただし、途中でチームを離脱した選手、スタッフはいない。なお処分については、チーム規律に対する重大な違反行為であり秩序風紀を著しく乱したものであったことから、契約に基づき制裁金及び自宅謹慎に準ずる行動制限処分とした」

として自宅謹慎に準ずる行動制限(クラブ活動への限定的参加)を今月22日まで科した。

また今季JFL公式戦でラインメール青森のロッカールームで選手、スタッフに対して暴力的行為を行った。

クラブは処分の判断理由を

「当クラブは柴田監督が行った行為、公式戦時におけるハーフタイムにおいてホワイトボード及び作戦盤を叩きつける暴力的行為等を事実であると判断した。懲罰の判断においてはJFA懲罰規程を参考。チームの役員における「乱暴な行為を行う」「選手等に対する攻撃的な、侮辱的若しくは暴力的な言葉又はジェスチャーの使用」があったものと判断し、2試合の出場停止処分とした。また同規程「役員及び監督等の加重」(役員、監督その他の管理・監督関係者が違反行為を行った場合には、特段の定めがない限り、その違反行為について定められた懲罰の2倍以下の範囲において懲罰を加重することができる)に該当することから、追加出場停止試合2試合とした」

としてリーグ戦第18節から第21節の試合を帯同停止とした。

またクラブは

「弊社は、上記調査の結果を重く受け止め、柴田監督に対して厳正なる処分を行いました。また柴田監督には本件について真摯に反省して処分を受け入れ、今後は本件のような事象を二度と発生させないことを約束しております。

弊社としましては、当クラブにおいて本件事象が発生したこと、また関係者の皆様にご心配、ご迷惑をお掛けしたことを深くお詫び申し上げます。今後同様の事象が生じないよう、当クラブにおいてコンプライアンス体制を強化・徹底してまいります。
2024年残りのシーズン全力で戦い、JFL優勝、Jリーグ昇格を目指して参りますので、引き続き変わらぬご支援、ご声援をいただけますよう何卒よろしくお願いいたします」

と謝罪した。

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