かつて香川真司らとともにドルトムントで一時代を築いたクバことヤクブ・ブワシュチコフスキとウカシュ・ピシュチェクの引退試合が7日にジグナル・イドゥナ・パルクで行われる。
ポーランド代表としても活躍したクバとピシュチェクは、2013年に行われたバイエルンとのUEFAチャンピオンズリーグ決勝にも先発出場。だが、ロンドンのウェンブリースタジアムで行われた決戦にドルトムントは1-2で敗れて涙を呑んだ。
『WAZ』などによれば、クバはCL準優勝メダルをめぐるこんな秘話を明かしていたそう。
「CL決勝に負けた後、自分は準優勝メダルをゴミ箱に捨てた。妻がそれを拾い直したけれど、僕には言わなかった。
今から2年前に僕は思い出の品々を見返しながら、妻にこう言ったんだ。『ロンドンで貰った僕のメダルはどこにある？』と。
すると、妻からこう言われたのさ。『10年経ってやっと聞いてくれたわね。ついにあなたに返すことができるわ』ってね。
決勝後の自分はかなり動揺していた。でも、（奥さんからメダルを渡された）時は本当に幸せだったね」
奥さんは夫が捨てたはずの準優勝メダルをしっかりと保管してくれていたとか。クバはそのことに感謝していたそう。
なお、香川は2012年にマンチェスター・ユナイテッドに移籍したため、このCL決勝には出場していない（2014年にドルトムント復帰）。
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