1990年のW杯で得点王になった元イタリア代表FWサルヴァトーレ・スキラッチ氏。
かつてジュビロ磐田でもプレーした名ストライカーは59歳になったが、『ANSA』などによれば、患っていた病気が悪化したために入院したという。
ただ、家族は「多くのメディアから数え切れないほどの電話があり、悪いニュースが広まっていることを踏まえ、私たちの愛するトトは容態が安定しており、医師団が昼夜を問わず継続的に見守っていることをお知らせする」とのメッセージをSNS上で出した。
同紙によれば、スキラッチ氏が患っているのは、大腸がん(結腸がん)だそう。
彼はすでに2度の結腸がん手術を受けており、2年前に克服したと思われていたが、再発したために入院を余儀なくされたという。
大腸がんは乳がん、前立腺がんに次いで3番目に多いがんだそうで、イタリアでは毎年5万人(男性2.7万人、女子2.3万人)が新たに大腸がんと診断されるとも。