日本代表MF久保建英が所属するスペイン1部レアル・ソシエダとキットサプライヤーのMacronは11日、早くも今シーズンのスペシャルエディション・ユニフォームを発表した。

このユニフォームは14日に行われるラ・リーガ第5節レアル・マドリー戦で着用される。

Real Sociedad 2024-25 Macron “Eduardo Chillida” Kit

レアル・ソシエダ 2024-25 Macron “エドゥアルド・チリーダ” 限定ユニフォーム

2024-25シーズンはまだ始まったばかりだが、早くも登場したスペシャルエディション・ユニフォーム。ブルーを基調にホワイトを組み合せ、胸スポンサーロゴの下に少々不思議な形をした模様を描くデザインが独特だ。

今作は、地元バスクのサン・セバスティアン出身で世界的にも有名な芸術家(彫刻家)「エドゥアルド・チリーダ」の生誕100周年を祝したもの。芸術の世界へ足を踏み入れる前は、ソシエダでゴールキーパーとしてプレーしていたOBでもある。

前面のグラフィックは、チリーダが2001年に製作した作品を描いたものだ。

1924年1月生まれのチリーダは、1942-43シーズンのスペイン1部リーグでソシエダの守護神としてプレー。不運にも膝の怪我のために19歳という若さで選手生活に終止符を打ち、その後建築を学ぶためにマドリードの大学へ進学する。芸術家としての道を歩み始めたのは1948年で、2002年8月に78歳でこの世を去った。

この特別ユニフォームは、地元サン・セバスティアンを代表するアーティストでありクラブOBの生誕100周年を祝して製作。胸部と背面首元にそれぞれチリーダの歴史を刻む。

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そんな特別ユニフォームの着用モデルとして、クラブの偉大なレジェンドであるシャビ・プリエトが登場した。ソシエダ一筋だったプリエトは2017-18シーズンを最後にスパイクを脱いだが、現役時代よりも筋肉量が少々増えたように見える。

彫刻家エドゥアルド・チリーダの生誕100周年記念ユニフォームは、クラブ公式オンラインストアで販売中。数量は不明だが限定生産となるようだ。

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