15日に行われたU-20女子ワールドカップの準々決勝、日本はスペインに延長戦の末1-0の勝利を収めた。

前回大会は決勝で対戦し、連覇を目指す日本が1-3で敗れた両チームの対戦。日本は前戦から中2日で移動も挟んでの一戦だったが、試合を通して高い集中力を見せた。

決勝点が生まれたのは延長前半の102分、左サイドから大山愛笑が鋭いボールをゴール前へ入れると、米田博美がゴールに背を向けながら頭で合わせた。

見事なバックヘッドでゴールをこじ開けた米田。守ってもセンターバックとして今大会3試合目となる完封勝利に貢献している。

WEリーグのセレッソ大阪ヤンマーレディースに所属する19歳は、試合後のフラッシュインタビューで以下のように語った。

――苦しかった試合を振り返って。

もうとにかく勝ててうれしいの一言につきます。前線のみんなが走ってくれましたし、自分たち後ろも集中して、120分間を通して集中して守りきれて、セットプレーで点が取れてよかったです。

――次は準決勝、相手はオランダ。

もうここから次の試合が始まっていると思うので、切り替えて、また全員で応援してくれる方々の思いも背負って、全員で戦って勝ちにいきたいと思います。

――今日の試合を応援してくれた皆さんに一言。

いつも本当に応援ありがとうございます。遠く日本からの応援だったり、現地へ来てくださって応援してくれる方々のおかげで最後まで諦めずに走り切ることができるので、これからも応援よろしくお願いします。

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