今月から始まった2026年W杯に向けたアジア最終予選。グループCの日本代表は2連勝と好スタートを切った。
グループBのクウェートは、2試合連続で引き分けとなった。
『BBC』によれば、クウェート代表は“カオスな事件”によって、サッカー協会幹部が辞職する事態になったという。
クウェートは5日に敵地で行われたヨルダンとの初戦は1-1、10日にホームで行われたイラク戦は0-0という結果だった。
イラク戦が行われたのは、6万人以上を収容するジャービル・アル=アフマド国際スタジアム。
試合観戦のためにスタジアムで並んでいたクウェートのファンたちが、気温40度のなかで水を懇願したり、失神するなどしたと報じられた後、クウェートサッカー協会が調査を開始。また、チケットを持っていない一部サポーターの入場が許された一方、チケットを買ったのに入場を拒否されたサポーターもいたという。
クウェートサッカー協会は今回の騒動についてファンに謝罪。さらに協会の理事たちが総辞職を申し出たという。