かつてデポルティーボ・ラ・コルーニャやバルセロナでプレーした選手ダゴベルト・モルのトレーニング映像が話題になっているようだ。
ダゴベルト・モルは1927年7月にウルグアイのモンテビデオで生まれ、コパ・アメリカでのプレーがきっかけとなって1949年にデポルティーボ・ラ・コルーニャへと加入したストライカー。
1949-50シーズンにはデポルティーボ初のリーガ2位という歴史的な成績の立役者となり、1954年にバルセロナへと移籍。レアル・マドリー相手に初めてゴールを決めたウルグアイ人選手にもなった。
その後は膝の怪我を負ったことをキッカケにポジションを失い、以降セルタ、デポルティーボ、エルチェ、アルバセテでプレーし、1962年に現役を引退したという。
それからスペインやメキシコでコーチを務めていたが、80年代にア・コルーニャ(ラ・コルーニャ)へ戻ることを決め、それから長くガリシア州で生活しているそうだ。
彼は現在97歳ながらも毎朝トレーニングジムへと通ってウェイトトレーニングを行っているとのこと。
『Antena 3』によれば、ダゴベルト・モルはそのモチベーションについて「体をアクティブにしておかなければならないんだよ。ただ自分から何かを奪うつもりはないし、テラスでビールを飲みたければそうすることもある。要はバランスなんだ」と語っているという。
彼は早起きしてジムに行き、さらにア・コルーニャにある15kmほどの「ヨーロッパで最も長い遊歩道」をウォーキングしているそうだ。
「私はこれまでずっとスポーツや運動と結びついて生きてきたんだ。それが続ける理由だよ。それがない人生はありえない」とダゴベルト・モルは話しているとのこと。