スペイン紙『アス』は19日、アルゼンチン代表DFゴンサロ・モンティエルが女性への性的虐待疑惑により、今夏移籍市場でのオランダ1部PSVとの移籍交渉が破談していたと報じた。

報道によると、PSVとの契約はすべての当事者が合意し、取り交わす契約書が作成されていたという。だがPSVはモンティエルが置かれている法的状況によって引き起こされる不安を理由に交渉を中止したと伝えた。

またモンティエル自身はセビージャの練習を欠席し、性的虐待疑惑について証言するためにアルゼンチンへ帰国していたことが今週火曜日に明らかになったという。

さらにスペインメディア『エンカンタ』は、事件は2019年にモンティエルの誕生日である1月1日に発生したと報じた。

モンティエルの誕生日祝いの最中、モンティエルと友人は若い女性に対する集団強姦を主導したという。

被害女性の弁護士によると、被害女性は事件後に精神科治療を受けており、2度の自殺未遂を図ったとのこと。

モンティエルの弁護士は、無実を証明する「決定的な証拠」があると主張しているが、検察当局はモンティエルに対する裁判を開始する決意を固めているという。

今週水曜日に心理検査を受けた後、今週金曜日に再度検査を受ける予定であり、検査後に法廷で訴追の根拠を判断するようだ。

モンティエルは右サイドバックを主戦場とするサイドバックで、2019年にアルゼンチン代表デビューを果たした。2022 FIFAワールドカップカタール大会決勝ではフランスとのPK戦で4人目のキッカーとして成功させて、同国の3度目となる世界制覇に貢献した。

2021年にアルゼンチン1部リーベル・プレートからスペイン1部セビージャへ移籍。昨季はプレミアリーグのノッティンガム・フォレストへ期限付き移籍してプレーしていた。

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『アス』は少なくとも来年1月までは複雑な状況が続くと見ており、モンティエルの事案が世界中から注目を集めている。


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