鹿島アントラーズは21日に行われたJ1リーグの第30節で柏レイソルと0-0で引き分けた。
残留争いに巻き込まれている柏にとっては敵地での貴重な勝点1となったが、逆転優勝のために負けられない4位の鹿島にとってはホームでの悔しい引き分けとなった。
鹿島は終了間際の87分に勝ち越す決定機もあった。
エースの鈴木優磨がエリア内でうまくパスを受け、中央には途中投入された17歳の徳田誉がフリーに。しかし鈴木は自らシュートを選択し、柏DF犬飼智也のブロックに阻まれた。
パスをもらえなかった徳田は、鈴木に対して「なんで出さねんだよ!」という不満の表情で両手を伸ばしてアピール。決められなかった鈴木は頭を抱え、徳田とは目を合わせなかった。
徳田は先週末に首位サンフレッチェ広島からプロ初ゴールを奪っており、気持ちも乗っていたはず。大物感を漂わせる17歳の大型ストライカーは、今年28歳になった鹿島の重鎮に対しても怯むことなく主張をしていた。
逸材ゾロゾロ!すでにプロで“違い”を見せている2028年「ロス五輪世代」の日本人5名
SNS上ではそんな徳田の先発起用を望む声が上がる一方、パスを出さなかった鈴木に対しては辛辣な言葉が飛び交っていた。