今夏に行われたEURO2024で優勝を遂げたスペイン。
開催国であるドイツを2-1で下した準々決勝では、ハンドをめぐる判定が物議を醸した。
延長戦でドイツ代表ジャマール・ムシアラのシュートがスペイン代表マルク・ククレジャの手にボールが当たったものの、アンソニー・テイラー主審がPKをとらなかったシーンだ(動画1分50秒から)。
試合後にククレジャも少し怪しかったと認めていた。
そうしたなか、UEFAの審判委員会は、このほど発表した報告書で、このプレーはハンドにすべきだったという見解を示した。
「ゴール前でシュートを止めるハンドの接触はもっと厳しく罰せられるべきだ。DFの腕が体に非常に近かったり、体についていたりしない限り、大抵の場合はPKが与えられるべきである。
このケースでは、DFはゴールへのシュートを腕で止めたが、その腕は体にそれほど近くなく、(守備面を)大きくしているので、PKが与えられるべきだった」
あれは誤った判断だったと認めていたようだ。