今夏に行われたEURO2024で開催国ドイツは準々決勝敗退となった。そのスペイン戦では物議を醸す判定があった。
延長戦でドイツ代表ジャマール・ムシアラのシュートが相手DFマルク・ククレジャの手にボールが当たったものの、アンソニー・テイラー主審がPKをとらなかったのだ(動画1分50秒から)。
このほど、UEFAの審判委員会は、このプレーはハンドにすべきだったという見解を示した。
『Bild』によれば、このスペイン戦が現役ラストマッチになった元ドイツ代表トニ・クロースは、この件についてこう話していたという。
「彼らがそれがハンドだと理解するのに3ヶ月もかかったが、ほとんどの人はすぐに気づいていた。
それは大きな安堵だ。でも、ありがとう、それはそれほど重要なことではなかった。気分はいいけどね。これで自分はEURO王者と名乗れるか?彼らがそれを公式に認めたからね。自分はそうは思わない」
クロースは嘲笑気味だったというが、ローター・マテウスは、UEFAの声明に激怒していたとか。