3日に最新メンバー27名を発表した日本代表。イングランド2部でプレーする大橋祐紀(ブラックバーン)が初招集された。

サンフレッチェ広島で結果を残し、今夏移籍したイングランドでもゴールを量産している大橋は、28歳という年齢での初招集に。

日本代表の森保一監督はこれまでA代表と東京五輪代表チームを兼任し新旧世代の融合を図ってきたが、大橋はその東京世代よりも前の年齢となる。

発表の会見でそのことを問われた森保監督は、「これまでやってきてなかったことかも」と認めつつその意義について強調した。

「『同じ力を持っているのであれば若い選手を招集する』とかいろいろな考え方があります。彼はすでに28歳。ワールドカップやその先のことを見据えた時に、(そうした選手の)招集はこれまでやってきていなかったことかもしれません。

ただ、われわれが(若い選手以外も)見てきているということも、いろいろな方、いろいろな選手に知っていただければなと思います。

若手であれベテランであれ、明らかに結果を出している、存在感を発揮しているということであれば誰にでもチャンスがある。大橋選手の招集でいろいろな人に『日本代表として世界の舞台で戦いたい』と思ってもらえると嬉しいと思います。

われわれのスカウティングの目は、例えばイングランドであればプレミアリーグだけではなくて2部のチームも見ている。ヨーロッパ全土も見ていますし、アメリカにも選手がいますし、もちろん国内にもJリーグで活躍しているすばらしい選手がいる。

スカウティングのネットワークは『すべて』といっていいほど、できる限り広くスカウティングしたうえで毎回選手を選んでいることを再認識してもらえると嬉しいなと思います」

優秀なスカウティングのスタッフが世界中のほぼすべての選手をチェックしており、大橋の招集によって「誰にでもチャンスがある」ということを選手たちに再認識してほしいとのことだ。

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また、大橋については「普段やっていることを代表の舞台で発揮してもらえるように、年齢は関係ないので思い切ってチャレンジしてもらいたいなと思います」と語っていた。

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