スペイン紙『MARCA』は3日、スペインリーグ1部のレアル・ソシエダに所属するFWミケル・オヤルサバルが、サポーターの暴力行為に対策を講じなかった欧州サッカー連盟(UEFA)を厳しく非難したと報じた。

3日に行われたUEFAヨーロッパリーグ(EL)リーグフェーズ第2節で、レアル・ソシエダはベルギーリーグ1部アンデルレヒトと対戦した。

前半30分を過ぎたころに、アンデルレヒトの一部サポーターが暴徒化。スタンドのスクリーンを破壊し、上層階から危険物を投げ込むなどの騒動を起こして、試合は数分間の中断を余儀なくされていた。

オヤルサバルは試合後のインタビューで、暴徒化したサポーターとUEFA役員を非難した。

「スタジアムに来てくれた大勢のファンが、数人のバカのせいで帰らなければいけなくなった。この事態は予測できたはずで、僕たちは許すべきではない」

さらに、ラ・レアルのアタッカーは試合を15分間中断するべきだと訴えたが、UEFAが何の対応も示さなかったと明かした。

「ベンチからも問題が起こると予想できたんだ。僕たちはそれをUEFAに報告したが、彼らは何も行動を起こさなかった。もっと対策を講じるべきだ」

なお、レアル・ソシエダは1-2で敗北し、EL開幕から1分け1敗と厳しい状況に立たされている。

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UEFAには、今後選手たちが試合に集中できるように、さまざまな対策を講じる責任が求められる。

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