今夏、サガン鳥栖から英3部のバーミンガムに移籍した横山歩夢。
J1最速スピードの持ち主だった快速アタッカーは、新天地でも加入直後の8月に味方も驚くほどの圧倒的な速さを見せつけるアシストをマークした。
岩田智輝も加入したバーミンガムは3部で圧倒的な強さを見せつけているが、横山は9月末以降ベンチ入りすらない状況になっている。
そうしたなか、クリス・デイヴィス監督は、『BirminghamLive』でこう話していたそう。
「彼の視点からすると、まだ適用している段階にある。加入してすぐに貢献をしたが、彼より少し経験のある選手たちが序列で上回っている。
クラブにはコミュニケーションを手助けする通訳がいる。彼がこの国、言語、文化について大いに学んでいるのは確かだよ。
彼はまだ若いので適応段階にあるが、このクラブで大きな将来がある選手だ。ウィンガーとして必要な多くの資質を持っている、スピード、両足を使えること、ボールクオリティ、得点力。
彼は出場機会を得るだろうが、18人のスカッドから外れたのは残念だ。彼の仕事はハングリーさを保つこと。チャンスはくるだろうし、その時にそれを掴むためにね」
プレミアリーグや英2部リーグは、試合当日の登録メンバーが18人から20人に増えた。
だが、バーミンガムが戦う3部リーグは、試合メンバーが18人のまま。横山がベンチ入りもできないのは、そういったルール上の制約もあるということのようだ。