日本サッカー協会(JFA)は5日、10月15日(木)と15日(火)に行われるワールドカップ最終予選(3次予選)に臨む日本代表に、柏レイソルDF関根大輝を追加招集することを発表した。
川崎フロンターレDF高井幸大が5日のFC町田ゼルビア戦で負った怪我により不参加となったための代替招集となる。
関根は2002年8月11日生まれの22歳。中高を静岡学園で過ごし、拓殖大学でセンターバックから右サイドバックにコンバートされるとその才能が開花。187cmの長身に静岡学園出身らしい高い技術を備える大型DFとして注目を集めることになった。
今年、2025年の加入が内定していた柏レイソルで1年早くプロデビューを飾り、大岩剛監督率いるU-23日本代表にも定着。この夏のパリ五輪では右サイドバックのレギュラーを務めている。
以下はうれしいA代表初選出となった関根のコメント。
「今日の試合後、急に日本代表に呼ばれることになり、とても驚いています。オリンピックが終わってからずっとA代表を意識していましたし、前回と今回の代表発表を見て悔しかった部分はもちろんありました。その悔しい思いを今日の試合にもぶつけられましたし、今日は個人的にも本当にいいパフォーマンスも出せたと思うので、コンディションも確実に上がってきたと感じています。何度もA代表に呼んでもらえるわけではないし、こういうチャンスを本当にものにしないといけないし、もっと上の目標にたどり着くためにも、本当に大事な期間になると思っています。自分の良さを出してアピールし、チームの勝利に貢献したいと思います」
J1残留争いの渦中にある柏は5日に行われたホームの横浜F・マリノス戦に1-0と勝利。関根は先発フル出場していた。
日本代表は、10月10日(木)にアウェイでサウジアラビアと、15日(火)にホームでオーストラリアと対戦する。