日本代表は10日に行われたサウジアラビアとのW杯アジア最終予選に2-0で勝利した。
先発出場した鎌田大地は、前半14分に先制ゴールを叩き出す活躍を見せた。
今夏にプレミアリーグのクリスタル・パレスに移籍した鎌田だが、新天地ではチーム同様に苦しんでいる。
そうしたなか、『We Are Palace』は、「鎌田が日本で歴史を刻む。パレスでのオリヴァー・グラスナー監督の鎌田起用法が間違いだったと証明される」と伝えていた。
「パレスに到着して以来、鎌田はグラスナー監督にとって決して印象的とは言えない。フランクフルトで監督と以前一緒に働いていたことを考えると、この日本代表選手への期待は高かった。
グラスナー監督の存在は鎌田をラツィオからサウスロンドンに引き抜く鍵となっただろうが、これまでのところパレスにとってこの移籍は少々災難となっている。
鎌田は今シーズン、ほとんどの試合で守備的MFとして起用されているが、この役割に慣れるのに苦労しており、ラツィオメディアは鎌田を「ひどい」シーズンのスタートと非難し、パレスはリーグ18位に沈んでいる。
しかし、グラスナー監督は、この夏の補強選手を擁護し、日本代表選手だけを批判するのは不公平だと主張した。
現在、鎌田は日本代表で任務に就き、50歳のオーストリア人監督が完全に誤った評価をしていたことを証明した。
クラブの苦戦にもかかわらず、鎌田は日本代表にとって重要な役割を担っているため、この最新の代表戦に招集された。
鎌田は木曜日、サウジアラビア戦で日本代表として先発出場し、パレスの背番号18は歴史を作った。ジッダのキング・アブドラ・スポーツシティスタジアムでゴールを記録。サウジアラビアの地で日本代表としてゴールを決めた初めての選手になり、歴史を作った。
鎌田はパス成功率91%と、2-0の勝利で非常に頼りになるプレーを見せた。ストライカーの後ろでこのような堅実なプレーを見せたことで、グラスナー監督は夏の移籍を間違った形で利用していたことがわかるはずだ。
鎌田の強みは10番と攻撃的な役割にあるにもかかわらず、グラスナー監督は鎌田を6番の役割に押し込んでおり、そこで彼は懸念すべきプレーを見せている。しかし、監督に誤用されているのに、夏にフリーで加入した鎌田を責めることができるだろうか?
ノリッジ戦で4-0の勝利に貢献した鎌田は、10番のポジションで得点とアシストを決め、今シーズン最高のパフォーマンスを披露した。ここでのポジション争いは熾烈で、エベレチ・エゼは外せないし、右サイドにはエディ・エンケティアとイスマイラ・サールの両選手がいる。
しかし、鎌田が苦戦している間に無理やり先発させる必要はない。むしろ、グラスナー監督は自信と調子を上げるために彼をベンチから起用しなければならない。日本にとってのこのゴールは日本にとって非常に大きな意味を持つ」
鎌田本人は3列目でのプレーに自信を持っているが、イングランドではまだ本領を発揮できていない。
パレスでも日本代表と同じように高い位置で起用すべきということのようだ。