日本代表は15日に行われたオーストラリアとのW杯アジア最終予選に1-1で引き分けた。

両チームの得点はいずれもオウンゴール。日本はボールポゼッション65%、シュート12本を記録した。一方、オーストラリアの枠内シュートは0本だった。

そうしたなか、『Sydney Morning Herald』は、「オーストラリア代表にとって醜いが美しい理由」と伝えていた。

「トニー・ポポヴィッチ監督の言葉を引用するなら、『醜くても勝つならいつでもOKだ』。

彼は監督就任後初の会見でその発言をこう補足した。『勝ってもプレーがよくなければ満足することはない。勝ったら満足だが、スタイルをもっと良くする必要がある』。

これは埼玉での急襲を要約するものだ。オーストラリア代表は、無失点で9連勝というサムライブルーの完璧な記録を終わらせた。枠内シュートを1本も放つことなく。

オウンゴールは定義的に醜い。特にオーストラリアがこの試合で相手のゴールに飛ばしたのはこれだけだった。

日本は12本のシュートを放ち、ボールポゼッションも三分の二を占めた。ポポヴィッチ監督は、新しい3-4-3フォーメーションを守備的にセットアップした」

オーストラリアは、ゴール前に『バスを停める』守備戦術で、枠内シュート0本ながらオウンゴールで日本から勝点をもぎ取った。

同紙は「(ポポヴィッチ監督はオーストラリア代表が)自信を失い、予選の厳しい状況にあるチームに彼の哲学を植え付ける時間がほとんどない中でこの結果を達成した」とも伝えている。

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枠内シュートがなくオウンゴールで勝点を得るのは醜いといえるが、それでもチームにとっては大きな価値のある結果ということのようだ。

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