イギリス紙『The Sun』は16日、MLSインテルマイアミのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが同代表引退を示唆したと報じた。

同紙によると、今月16日に開催された2026北中米ワールドカップ南米予選ボリビア戦でアルゼンチンが6-0と大勝し、この試合でメッシはハットトリックを記録した。試合後に背番号10は代表キャリアの終わりが近づいているとほのめかしたという。

メッシは「本当のところ、僕は(引退の)日付や期限を決めていないんだ。これが最後の試合になるかもしれないと思っているからね」と発言。

これまで代表通算189試合112得点を記録したスーパースターは2022年に開催されたワールドカップで同代表3度目の世界制覇に導いた。ピッチ上での喜びを語りながらも、代表引退を視野に入れているようだ。

「楽しむこと、いまいる場所で幸せでいること、チームメイトと一緒にいること。これが僕の原動力なんだ。年齢を重ねても、ここにいるとまるで子供のように思えるんだ。自分の調子が良くて、自分の意図通りにチームを助け続けられるのであれば、僕は代表でのプレーを楽しみ続けるよ」とチームから求められれば代表でのプレーを継続する意向を語った。

リオネル・スカローニ同代表監督はアルゼンチンの英雄の引き留めに必死だ。

同紙によれば、試合後の報道陣に向けてメッシに足が動かなくなるまでプレーしてほしいと切望したと話し、背番号10のプレーに畏敬の念を示したという。

指揮官は「ベンチに座って、メッシのプレーを見ることができる。彼(メッシ)は我々を驚かせてくれる。これ以上続けられなくなるまでプレーさせてあげてほしい。それが彼に求める唯一のことだ」とメッシの代表キャリア続行を切望した。

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今季のメッシは筋肉の負傷や右足首の負傷により苦しい時期を過ごしたが、リーグ戦で18試合17ゴール10アシストと圧巻の活躍を見せている。世界的なレジェンドの去就がどうなるのかに注目したい。

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