26日になでしこジャパン対韓国女子の試合が国立競技場で行われる。
韓国女子代表は2023年女子W杯でグループステージ敗退に終わると杭州アジア大会でも準々決勝敗退。今年6月にコリン・ベル監督との契約を解除し、その後、シン・サンウ新監督が就任した。
ただ、『KBS』によれば、「結果が出ないことよりも大きな問題は、韓国女子代表が試合を継続的に行い競争力を維持するのが難しい環境だ。 FIFAが定めた7月のAマッチ期間中もベル監督の離脱により女子代表は親善試合はおろかトレーニングキャンプすら開催できなかった」とのこと。
そうしたなか、シン・サンウ監督は、なでしことの対戦を前にピンチをチャンスに変えると語っていた。
「韓国サッカー協会も(代表戦の継続を)約束しており、トーナメントがない時でも親善試合を継続して行って実力を高める必要がある。
すぐに世代交代を実現するのは容易ではない。幸いにもWKリーグにはドラフトで選ばれた若い選手(大学1、2年生)が多くいる。今回選ばれた2人は判断力と体力に優れている。この選手たちが代表でプレーすれば、他の選手たちに刺激を与えることができるだろう。
(日本はFIFAランク7位で19位の韓国より格上だが)このような強豪との試合は、韓国女子サッカーの発展にも役立つはずだ」
また、同監督が提唱する韓国女子代表が目指す方向性は、コミュニケーション、モチベーション、女子選手に合った戦略・戦術の3つだそう。その中でも特に重視したのが「モチベーション」で、指揮官は「女子サッカーに携わった9年間で、できないというムチよりも、できるというモチベーションが一番大切だと痛感した」と説明していたとのこと。
26日(土曜)に行われる女子日韓戦は、14時からTBS系列で生中継される。
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