今季MLBのロサンゼルス・ドジャースに加入すると史上初となる50本塁打50盗塁超えを達成した大谷翔平。

自身初となるポストシーズンでも活躍を続け、ニューヨーク・ヤンキースとのワールドシリーズを戦うことになった。

そうしたなか、『Marca』メキシコ版は、「大谷翔平、フリオ・ウリアスの呪いを解くためにドジャースに来た日本人。メキシコ人投手のDVスキャンダルは、アジア人指名打者の億万長者契約で忘れ去られた」と伝えていた。

ウリアスは2023年までドジャースに所属していたメキシコ人左腕。2019年に最初のDVスキャンダルを起こして、20試合の出場停止処分を受けるもその後復帰。2023年にまたDV事件を起こしたのだが、同紙はこう伝えている。

「2023年、スキャンダルが起こった。フリーエージェントになるウリアスはMLBのメキシコ人選手として史上最高の契約を結ぼうとしていたはずが、リオネル・メッシが所属するMLSの試合を観戦した際にパートナーを暴行した事件が記録され、チームから外されるとキャリアが台無しになった。

ドジャースはプレーオフ敗退が3シーズン続くと、2024年には日本人の大谷翔平と史上最高額となる10年7億ドルで契約することで市場を席巻した。その金の一部はウリアスに渡るはずだったのだが…。

この決定により、この指名打者は充実したシーズンを過ごした。メジャーリーグ史上初めて、1シーズンに50本以上のホームランと50盗塁以上を記録しただけでなく、ドジャースのワールドシリーズ復帰に貢献し、ウリアスの呪いを解くための重要なピースのひとりとなった。彼はドジャースを率いてニューヨーク・ヤンキースを破ることになるのだろうか」

ウリアスは2021年にはナ・リーグトップの20勝を記録し、2022年にも2.16で最優秀防御率賞を獲得するなど活躍していた。

だが、2023年9月にメッシの試合を見に行った際、スタジアムの外で女性を暴行していると警察に通報され、停職処分になるとDV容疑などで起訴されることに…。

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36ヶ月の保護観察処分を宣告された28歳のウリアスは、ドジャースから放出され現在無所属。メキシコではウリアスの呪いを解いた大谷に注目が集まっているようだ。

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