U-17日本女子代表は27日、U-17女子ワールドカップ準々決勝でイングランドと対戦。試合は2-2でPK戦の末に敗れた。

グループステージを2勝1分の1位で突破したリトルなでしこに対し、イングランドは連勝対決となった3戦目で北朝鮮に0-4と完敗。グループ2位で準々決勝に臨んだ。

試合は、技術に勝る日本がボールを握り、23分に青木祐奈(日テレ・東京ヴェルディメニーナ)のゴールで先制。27分にエリカ・パーキンソンの同点弾を許すも、その2分後に平川陽菜(三菱重工浦和レッズレディースユース)が勝ち越し点を決めて再びリードを奪う。

しかし後半、イングランドの攻撃をしのぐ時間が増え、72分にコーナーキックからザラ・ショウが決めて同点に。結局90分では決着がつかず、大会規定により勝負はPK戦に持ち込まれた。

イングランドは、後半アディショナルタイムに投入されたGKレベッカ・ドーセットが日本のキッカーを2人ストップ。一方でキッカーは力強く全員が成功させ、PK戦4-2で2008年大会以来となるベスト4進出を果たした。

今大会の日本チームを率いた白井貞義監督は「4試合を通して、選手たちが一試合一試合プレーしていく中で、できなかったことができるようになり、そして、トライする姿というものがすごく見られた大会だったと思います」と試合後のフラッシュインタビューでコメント。

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2014年にU-17女子ワールドカップ初優勝を飾った日本だが、ここ3大会はベスト8で敗退。前々回の2022年大会も準々決勝でニュージーランドにPK戦の末敗れており、体格によるキック力の差が再び勝敗を分けてしまった。

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