28日にパリで行われたバロンドール授与式。

事前の予想ではレアル・マドリーのブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールが男子バロンドール受賞が確実視されていた。

だが、そのヴィニシウスやジュード・ベリンガム、キリアン・エムバペらを含めてレアル関係者は誰もパリに向かわず、クラブとしてバロンドールをボイコット。

『AFP』によれば、レアルはバロンドールをボイコットした理由をこう説明したという。

「受賞基準がヴィニシウスを受賞者としないなら、同じ基準でダニ・カルバハルを受賞者とすべきだ。そうでなかった以上、バロンドールがレアル・マドリーをリスペクトしていないのは明らかだ。レアル・マドリーは、リスペクトされていない場所には行かない」

バロンドールの主催者である『France Football』は、メディアへの情報漏れを避けるため、受賞者を最後まで秘密にするという革新的な方法を今年採用。そのため、ノミネートされた全員が招待されていた。

「最も嫌われている」5つのチーム

『France Football』は、レアルのボイコットについて、「事前に知ることはどの選手もどのクラブもできない。すべてのクラブと選手は同じ状況」としている。

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