現地28日にパリで開催されるバロンドール授与式。女子バロンドールには、マンチェスター・シティの長谷川唯もノミネートされている。

今年の投票は、FIFAランキング上位100か国のジャーナリストたちが1~5位までの投票を行う形。

『The Times』によれば、2023年のバロンドール投票が問題視され、投票権を失ってしまったジャーナリストがいたという。

それは、アルゼンチンのエンリケ・ウォルフ氏。75歳の同氏は、5人中4人をアルゼンチン人にした結果、投票権をはく奪されてしまったとか。

バロンドールを主催する『France Football』の編集長であるヴァンサン・ガルシア氏は、こう説明している。

「私は独裁者ではない。彼らは自らの心で投票する。

アタッカーがいいとか、MFがいい、このチームだ、あのチームだと。大事なのは信頼できるか。誰もがそのテストに合格するわけではない。

昨年、アルゼンチンの投票者は、5人のうち4人にアルゼンチン人を選んだことで除外された。リオネル・メッシ、ラウタロ・マルティネス、フリアン・アルバレス、エミリアーノ・マルティネス。

リストにはアルゼンチン人選手が4人いて、彼はその全員を選んだ。私の意見では、彼は客観性を失った。我々は(アルゼンチンの担当)ジャーナリストを変えた、彼はもう投票しない」

バロンドール最終候補に「残ってしまった」謎の12名

同胞の選手たちを全員選んだせいで、客観性がないと判断され、投票権をはく奪されたそう。

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