ブラジル代表のドリヴァウ監督は、11月のW杯南米予選に向けた招集メンバーを発表した。
今夏にレアル・マドリーへ移籍した18歳の怪物FWエンドリッキが外れたことが話題になっている。
エンドリッキはレアルで9試合2ゴールを決めているが、出場時間はトータルでも110分ほどしかない。
『Globo』によれば、ドリヴァウ監督は、エンドリッキ招集外の理由をこう説明していたそう。
「最終的なリストが完成する前に、いくつかの決断が下されることもある。エンドリッキのように外れた大物選手もいるが、我々は状況をしっかりと把握しなければならない。
（代表で）プレーする選手にとっては、トレーニングや失った時間を取り戻す時間がないため、その重みはより大きくなる。このような細かいことを考えなければならない。
エンドリッキはいくつかの試合で重要な存在だった。今、彼は世界のサッカー界で最も大きなチームの中で移行期を迎えている。それは自然な適応の過程であり、時間がかかる。我々はこの状況を受け入れなければならない。
エンドリッキに扉が閉ざされているわけではない。落ち着いて、忍耐強く、自分のポジション争いを戦えるように、彼がクラブに戻ることが需要だ。
私が言っている忍耐とは、所属クラブの忍耐と同じもので、彼が到着したときに彼のことをよく知り、環境をよく知ること、それには時間がかかる。クラブでプレーしていない選手が、代表で複雑な状況を作り出すのは普通のことだ。
私は常に彼らはここにいるためにプレーするべきだと主張してきた。ここ2、3試合プレーしていない選手がいる。我々は違う態度を取る必要がある。招集を理解したいのであれば、それはプレーしている選手を優先するということだ。体力的に回復する時間はない」
今季、レアルにはフランス代表FWキリアン・エムバペも加わった。
そのレアルで出場機会が少ないため、エンドリッキの招集を見送ったようだ。
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